料理旅館のまち、綾部の歴史
History of Ayabe
綾部の歴史
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蚕都として
発展した綾部さかのぼること、100余年。 明治に入る頃、京都府北部の玄関口「綾部」は、養蚕(ようさん)・生糸業を中心に『繊維のまち』として発展しました。
さらに和洋折衷の大衆文化が広まった大正から昭和にかけては、その繁栄ぶりがめざましく「蚕都(さんと)」と呼ばれたほどです。 遠方からの来訪者には宿泊がつきものだったため、食事だけでなく、宿泊まで存在として料理旅館が大変重宝されました。
写真提供:まちかどの西洋館別館・古写真・古絵葉書展示室
一般市民だけではありません。 政界や経済界をはじめ、地元企業の接待や大本参拝者の宿泊、さらには由良川を水運とする材木業者など、綾部の料理旅館は大衆のよりどころとなり地域に根付いてきました。
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情緒を受け継ぐ
綾部の街並み明治29年(1896年)。
時を同じくして綾部で創業した「郡是製絲(ぐんぜせいし)株式会社」(いまのグンゼ株式会社)は、生糸産業を中心に大正・昭和をへて世界規模の企業へと成長したのです。周辺には工場地帯が生まれ、近代繊維産業らしい都市景観が形成されていきました。
その一画、旧郡是製絲本館本社事務所を使用した「グンゼ博物館」をはじめ、歴史的建造物群や桑の苑を含む界隈は、経済産業省の「近代化産業遺産」や京都府景観資産に認定。 当時の面影を残すかのように、文化的風土と景観を守り続けています。
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大衆をもてなす
綾部の料理旅館「蚕都(さんと)」として。 あるいは民衆宗教大本(おおもと)の発祥の地「宗都」として。
綾部の発展を影で支えたのが「大本通り商店街」と「西町アイタウン」に連なるお店や料亭、そして老舗の料理旅館でした。仕事終わりのグンゼの工女さんたちが、買い物をしたり、取引に訪れた仲買人が料亭で商談をしたりして過ごしたそうです。 特に料理旅館は、遠方からの訪れた人々の食事や宿泊を担う存在として、大変重宝されました。
さらには政界や経済界、地元企業の接待、大本参拝者の宿泊、由良川を水運とする材木業者、一般市民の食事など、広く大衆に開かれた「料理旅館」。 いまなお地域に根付く存在として、あるいは都心の喧騒を離れてゆったりとした時間をすごす旅行者の心のふるさととして、広く人々に愛されています。
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綾部の発展を
支えた「大本」明治25年(1892)に綾部で開教した宗教法人「大本」
生きる喜びと、地上に対立のない平和な世界の実現をめざした宗教として多くの支持を集め、
大本参拝を機に多くの人が聖地綾部を訪れるなど、街の発展を支えてきました。
また開教より100年を迎えた平成4年には、20世紀最大級の木造建築「長生殿」が完成。
「梅松苑」内に点在する国の登録有形文化財「みろく殿」や重要文化財「木の花庵」とともに自然と調和した綾部らしい街並み風景として訪れる人を魅了しています。
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